画家や作家の自伝映画は好きでよく見るんですが、はあ?ってのが多い中でこれはわかりやすかったです。
『フランケンシュタイン』の原作者は、18歳の女の子なんですって。
彼女の死んだお母さんも本出してるし、なるほど文章の才はあったのねえと思う一方、超不幸顔の義妹クレアが大丈夫か?とそっちの方がハラハラ。
しかも夫のパーシーの俳優が劇団ひとりに似てて、ラブシーンとかのめり込めなかった(笑)
けど、ああこういう状況の中であの人造人間怪奇小説は生まれたのだなあとなかなか興味深かったです。
とはいえ実際は、パーシーも小説づくりに協力はしていたそうで、本作では真逆の対応だったがそのあたりは彼にも言い分はありそう。
だけどネタバレするけど吸血鬼を書いたのに、バイロン卿の著作とされたドクターはめちゃくちゃかわいそう。最後の解説でものすごく悲しくなった。
これから『フランケンシュタイン』を見るのが楽しみです。
本作をレビューしてくださったたくさんのみなさんありがとうございます。