アタフ

メアリーの総てのアタフのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
3.6
18歳で「フランケンシュタイン」を書いたメアリー・シェリーのお話。何故メアリーは18歳にしてこのような物語を書いたのかが描かれる。

メアリーを演じるのは、超絶美少女エル・ファニング!!
今作でもその美貌は圧倒的で、エル・ファニングが画面に映っているだけで絵になってしまう!!舞台が19世紀イギリスということで、街並みや美術などの美しさも堪能できます。総じて映像はとても良かったです。

話はメロドラマっぽい。駆け落ちからの悲劇という、よくありそうな話なのでそれ自体に新鮮味は無かったですが、メアリーが「フランケンシュタイン」を書くきっかけになった「ディオダティ荘の怪奇談義」のシーンは面白い。その場に、後に「吸血鬼」を書くジョン・ポリドーリも会していたなど、とても興味深かった。

実話を基にした作品なのでインパクトに欠けるところもあるが、エル・ファニングの熱演や映像の美しさなど、飽きることなく楽しめる作品ではありました。
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