Inagaquilala

メアリーの総てのInagaquilalaのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
3.5
小説「フランケンシュタイン」を執筆したイギリスの女性作家メアリー・シェリーの半生を描いた作品。「少女は自転車にのって」で、第86回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたサウジアラビア出身の女性監督ハイファ・アル=マンスールの長編第2作目。主演はエル・ファニング、小説家を夢見るメアリーが、詩人のパーシー・シェリーと出会い、不倫の恋の末に、悲劇の日々を送る顛末が描かれていく。「フランケンシュタイン」の着想が生まれた経緯も盛り込まれており、一筋縄ではいかない恋愛模様が描かれていく。「フランケンシュタイン」の正式なタイトルが「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」であることをこの作品をきっかけに知った。
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