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メアリーの総てのあのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
3.8
字幕 牧野琴子
配給 GAGA

すきだという感情はその瞬間・瞬間のものだから 自分がいちばんすきだと思ったときに その人に付いていくのは間違いではないと思うし それが仮に失敗だとしてもそこから生み出せるものがあるならば その経験は無駄にはならないと思う
作品なんて生ものなんだから 自分の生き様が投影されるのは当たり前だし それをこの時代でできるのはとてもいいと思う

自分で作ったものが自分の作品として世に出せないことがどれだけ辛いのか 想像するだけで ぞっとするし
女性だから、女性なのに、みたいな言葉を創作物に付けられるのは作者ありきの作品として見ていないということ

メアリーが鉛筆で書く音がそのときどきで違って聴こえて とてもよかった 鉛筆の音っていいよねぇ
パーシーに出会っていなければ あの作品は生まれていないし 彼が作品を読んで心を動かされたのは 彼女の作品の力だと思うから
たとえクズな男でも ちゃんとこれを書いたのは彼女だよって紹介してくれたのはうれしかった
でもきっとまたうまくいかなくなるのだろうなとも思うんだけど あの幸せそうなメアリーの顔を見たら なんかもうたまらなくなったな、、、

バイロンのクレイジーなかんじもよかったし ドクターの上品なかんじもすきでした

エル・ファニングは素晴らしいな

あとゲームオブスローンズのアリアとスタニスが出ていたので それもゲースロ ファンとしてはうれしかった

フランケンシュタイン読んだことないので 帰りに本屋ですぐ買っちゃった
あ