メアリーの総ての作品情報・感想・評価

上映館(3館)

「メアリーの総て」に投稿された感想・評価

エル・ファニングの存在感が良かった。意外と現代的なテーマを扱っていて驚いた。
メアリーシェリーのフランケンシュタイン執筆に至る半生。全体の目的、愛してもらう。かと思ったけど、母親になる、か。それも、ただ母親になる、ではなく、逞しい母親になる、か?needに母親から愛されたいがあるよな。孤独、後悔、絶望、闇のパワーがすさまじいんだよね、人って。でも、そこに惹かれるし共感する。痛みもそう。エルファニングのおとなしい中にある強い部分での静かだけど確かに行動がある。パワーバックにも見えるけど、母になるためのシーンの目的だろうな。フランケンシュタインの執筆自体も子供を産むみたいなもんだろう。
ベルパウリーが存在感あるな。役も役なんだけど、エルファニングとの関係性、対比がいい。
史実を元にしているとパワフルになりにくいのかも。なぞる、ことになりやすいのかもしれんが、葛藤構造緊張構造は大切。役はその方が面白い。そこを創れた方が絶対にいい。
小一郎

小一郎の感想・評価

3.8
フランケンシュタインの怪物の物語が18歳の若い女性作家によって生み出されたことは知っていたけれど、小説は未読。これは読んでいた方が吉だと思う。

人間の心を持ち、人間に認められたいと願っているけれど、醜い姿から誰もから忌み嫌われる怪物。それは自分自身であるという「フランケンシュタイン」の生みの親、メアリー・シェリーが小説を書きあげて世に出すまでの数年を描いた物語。

映画を観る限り、生まれてすぐに母を失ったからか、メアリーは困難に陥ったとき、支えてくれる人がいない。本当は愛情が欲しいのに、無神論者でアナキズムの先駆者であった父の影響で、人の情よりも理性を重んじることを植え付けられた(のかな?)彼女のせいかもしれない。

父に歯向かうように駆け落ちしたけれど、相手の詩人パーシー・シェリーも、結局は父と似たような感じのよう。メアリーが人に愛される実感を持つことのできないでいる姿を描くことで、彼女が自らの葛藤を「フランケンシュタイン」の物語へと昇華したであろうことが伝わってくる。

女性が本を出版するのに苦労する話も出てくるけれど、女性の権利が制約されているサウジアラビアで初の女性映画監督となったハイファ・アル=マンスールが監督。ラストは監督の思いのような気がする。

●物語:3.5
・小説「フランケンシュタイン」を読んでいれば、もっと思うところがあったかも。

●他 :4.0
・雰囲気が良かった。
メアリーが強い女になっていくのがいい
ちぃ

ちぃの感想・評価

3.9
主に絵面の良さを期待して観たけど、予想以上の良作でした(ライティングが時々残念なのが勿体無かった…)。

積もり積もった恨みつらみの凝りを、醜い怪物の物語に昇華するまでの過程がしんどいんだけど見入ってしまう。

メアリーだけでなく、周囲の文筆家も幸薄いと言う闇が深いと言うか…何なんだろうな。

19-24
miumiu

miumiuの感想・評価

3.8
18歳で怪奇小説『フランケンシュタイン』を執筆したメアリー。まだ若い彼女が、いかにして怪物を生み出したのか。

才気溢れる詩人パーシー・シェリーと駆け落ち同然で家を出たメアリー。
貧しい生活、子供の死、義理の妹と詩人バイロンの恋。バイロンの別荘で持ち上がった、怪奇小説をみんなで一つずつ書こう、という戯れ。
そして作家で書店主でもある父との関係。

事前に聞いていたけれど、登場する男性がことごとくクズだらけ。
男性陣の多くが詩人、作家だから前衛的な思想の持ち主なんだろうけど…まともじゃない。
(唯一の良心は、ベン・ハーディ演じる医師のポリドリ。)


最初は「可哀想だけど自業自得…」と思いつつ。
不幸な運命をただ嘆くのではなく、自分の選択の結果であること、過ちも受け入れながら現実に立ち向かうメアリー。毅然とした強さが眩しくて、後半は泣けた。
エル・ファニングだから儚い雰囲気かと思いきや、とてもとても強い。

若い女性であるからというだけで出版が認められず、やっと出版した本は匿名かつ条件つき。
それでも本を通じて父との関係性が変わる場面、パートナーであるパーシーの変化に涙、涙だった。

最後にテロップで流れる後日談もちょっと驚いた。実話だけに、現実って甘くない。
『フランケンシュタイン』読んでから観るつもりが時間をうまく取れず。読んだうえで観ると、もっと響きそう。

監督はサウジアラビア初の女性映画監督なのだそう。クラシックな時代、題材ながら、美しさと強さが感じられる「今の時代」の作品だった。
ななこ

ななこの感想・評価

3.0
ベタな感じではある。
鑑賞中に気づいたのですが、Ben Hardyが脇役(いい人役)で出演していてかっこよかったです
きき

ききの感想・評価

3.5
エル・ファニングの凛としたまなざしが印象的。
もうこれそこに愛がなかったらけっこうな地獄では・・・とおもいながらみていたのですが、そこにはたぶんそれなりの愛があったような感じだったのでほんとよかった。
メアリーの義理のおかあさんがダウントンアビーのメイド長のひとで、みててずっとアンナさん!とおもっていました。
lisako

lisakoの感想・評価

3.0
ぐったりしてしまった
HARU

HARUの感想・評価

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