派手なアクションは無いものの、男臭い極上なハードボイルドを堪能しました。
監督はメラニー•ロランという女性監督なのに
男の哀愁をよく表現していたように思えました。男が一度は憧れる男って感じ？
また、映像美が素晴らしい！
この美的センスは、カメラアングル、色彩、シチュエーション、様々なモノから醸し出されます。
主演はベン・フォスター。端役が多いが、とても男臭い芝居をする。クールな顔の内に潜む情けない男の姿は一級品。
ヒロインはエル・ファニング。ダコダ・ファニングの妹。とにかく、可愛い！当然ながら芝居も非常に美味い！屈託のない笑顔。失意に満ちた泣き顔。いやー姉さん以上の役者になるかも知れません。
ドラマは原作があるらしいですね。
なので、とても良く出来てるのかな？
シンプルで、派手さがない分、監督の持つ演出力、役者の力量が観れる良作。
好みはあるが、映画好きにはニヤリとしながらオススメしたい一本。
