まー

ガルヴェストンのまーのレビュー・感想・評価

ガルヴェストン(2018年製作の映画)
3.5
『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン監督作品。
メラニー・ロラン作品は初めてですが、ベン・フォスター、エル・ファニング主演となれば観るしかない、ということで若干の不安を抱きつつ鑑賞。

『レオン』や『ビューティフル・デイ』と同じ、殺し屋が少女を守りながら逃避行するお話なんですが、殺し屋ベン・フォスターはちょっと弱く感じました。
ただ、それを補うには十分すぎるエル・ファニングの魅力。ビーチのシーンは『20センチュリー・ウーマン』を連想しました。かわいい( ´∀`)

そして大好物の海エンディング、過去と現在の対比演出が絶妙で、ここはメラニー・ロランの手腕が見えました。
安易に復讐で片付けず着地するあたり心地よかったです。人によっては溜飲が下がらずモヤモヤするかもですが。

クリーニング工場脱出シークエンスの撮影もお見事。

在宅勤務が始まり外出禁止令が出た私の職場。劇場で映画を観たいです…
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