見るからに恋愛モノと思っていたのですが、どちらかというと生きづらさを抱えた二人がその出会いをきっかけにまた生き抜こうとする話だったように受け取りました。人は生きづらさを感じているときでも何かしらの役割とか使命感を持てると頑張れたりすることってありますよね。それが自分の悩みを解決してくれるものでなくてもその瞬間は忘れさせてくれるというか。だからその使命を達成できたとき結果は最高のはずなのに自分の役割がなくなることでまた自分は何も変わっていない事実を突きつけられる恐怖。
中々にハードな内容を主演の二人が時に爽やかに時に厳しく演じた良作。ラストだけが余計だとは思うけどオススメ。
