ゆ

最高に素晴らしいことのゆのレビュー・感想・評価

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)
4.5
苦しいな〜 外見だけじゃ分からないことだしもしかしたら私の周りにもこういう問題を抱えている人がいるかもしれない。でも自分がその人自身の負の感情と全く同じものを抱けるわけではないし、どんなに寄り添ってあげよう気持ちを理解してあげよう痛みを分けてもらおうと思っても限界がある。でもその起こした行動によって伝わるものって少なからずあると思うし本人の支えになる部分もあると思う。痛みを周囲に相談する勇気と環境があれば救われる命もあるのかな、考えるほど難しい。誰でも弱い部分繊細な部分ってあると思うし人の数だけそれとの向き合い方もあるから、こうすれば正解!これは不正解!なんてものはないのかもしれないけど。でも少なくとも私は、しんどい時は誰かに頼っていいんだな頼ろうと思えたし、どんなに周りを見るのが怖くても、必ず自分の存在を必要としてる人がいるってことを教えてくれるこのストーリーに救われる人も多いんじゃないかな。

バイオレットの笑顔が徐々に引き出されるフィンチとの交流はなんだか美しくて序盤からずっと涙腺が緩んでた。唇重ねるシーンが全部心に響くのは初めて。映像もとても綺麗だし、優しくピアノを弾くようなBGMといい音楽もとてもとても良くて。2人は出会うべくして出会ったんだろうし2人が出会って良かったなと心から思う。もしかしたら傷付いた2人故の空気感なのかもしれないけど、苦しみを共有して相手の恐怖心を少しでも克服してあげる、相手が笑っていると自分のことのように嬉しい… お互いの存在が光のようになる特別な関係性が儚くて切なくて仕方なかった。タラレバ言ってもしょうがないけど、2人がもう少し早く出会っていたら結末はまた違うものになっていたのかな… 終盤は涙腺がバグりまくり、机にティッシュの山できた。

インディアナ州のロケ地巡り死ぬまでにしたい。原作も読もう。そして、私も美しいものに目を向けられる人でありたいな。
"君は色々な色が混じりあって明るい" 凄く優しくて素敵な言葉😢