イライライジャ

孤独なふりした世界でのイライライジャのネタバレレビュー・内容・結末

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

世界中のほとんどが突然死した世界で生き残った男。
街の死体やゴミを片付ける日々を送る。
そこに現れる若い自由奔放な女。2人で共に過ごすこととなる。もちろん恋愛に発展することもなく、淡々と仕事をこなす。

でも実は生き残ってた人々が偽りの家族や偽りの街を築いていた。
彼は自分だけが生き残ってると思っていたのに、街を出ると大量の“光”が見える。でもそんな幸せなふりをした世界で生かされるよりも、自分の仕事をこなして自分として生きるほうがよっぽど生き物らしいと思う。

明らかに正反対で仲良くなれなそうが2人の生活は逆に心地良く、正反対に見えて実はそうではないのかも。
2人に、孤独なんてものはない。