“夜にソレはやって来る”
“ソレ”の感染を防ぐための「家族の7つのルール」
外の世界との接触を断ち、森の奥でひっそりと暮らす一家の元にやってきた、もうひとつの家族。
うまく回り始めたように見える共同生活だったが…。
観客側として観ていて怖いのは”ソレ”ではない。
極限状態での狂気の妄想、不信感、殺戮。
目をそむけたくなるような出来事も当然のようにやってのける恐怖の世界。
だから”ソレ”が何なのか見せてはくれないし、それ以前にやって来やしない 笑
“ソレ”が主題じゃぁないんだもん!
と思うのです。
息子のトラヴィスが見る悪夢がなかなか素敵(一般的には気持ち悪い)
あと、長い廊下の向こうの”赤いドア”ね!
これ、なかなか薄気味悪い色合いで〜☆
こうゆうの嫌いじゃないです。
ハッキリしないラスト?
あれが良いんです!
あの夫婦の顔!
想像力を掻き立てられます〜☆
ところで私の隣にいたカップル。
始まる前からずーっと手を繋ぎ…。
「ちっ、羨ましい〜」と思いながらも、
「あんまり怖くなくって残念〜!へへへ」と心の中で笑う私がいました☆
2018年劇場鑑賞87本目