ヒゲゴリ恐怖映画系

イット・カムズ・アット・ナイトのヒゲゴリ恐怖映画系のレビュー・感想・評価

3.8
夜が導く行先…

森の奥で感染の恐怖に怯えながら暮らす一家の祖父は感染してしまった。助ける手立ては無く死で感染を防ぐしかなかった。
家族が減り失意する一家の家に夜、侵入者が……
捕え、尋問の後侵入者がある条件を申し出てくるが…

ディストピアスリラー。
感染の恐怖、荒廃した世界で生き残った人間の恐怖とが相まってて◎
選択の余地なく「感染=死(殺して排除)」から文明社会は崩壊し、秩序なく荒廃した世界だと解る。
生き残った人間にも心許さず常に疑い、外と内の脅威に板挟み状態でも善人で有ろうとするが家族の為なら何でもする、できるという心情が痛々しく残酷。
感染が進んだ人体(生物)がどうなるかを詳しく説明せず(登場してこない)登場人物の会話や表情から脅威になるのは間違いないかと(ちょっと気になる)

外的要因と内的要因の恐怖はいかがですかw
夢のシーンが精神的にグロい!