実之

イット・カムズ・アット・ナイトの実之のレビュー・感想・評価

4.0
劇場 字幕版

ジョエル・エドガートン(若き日のオーウェン叔父さん)が主演と製作総指揮を務める。彼の演技が好きなのと近年の出演作にはずれがないので鑑賞。配給はA24。

状況的に『クワイエット・プレイス』を彷彿させるが全くの別物。
「それ」への恐怖心と二つの家族が抱く猜疑心。終始不穏な空気が流れる中、物語がどの方向に進むのか分からず最後まで楽しめた。

場内では予告編の上映前から不穏な音楽(本作のサントラ)が流れ、何か分からないうちに始まり何か分からないまま終わる・オブ・ザ・イヤー2018だった。
余計な情報が与えられないからこそあの世界に浸れた、良い。

ジョエル・エドガートンは監督や脚本家としても才能を発揮しているので次の監督作も早く観たい。

・雑記
シネマカリテでの鑑賞は今回で3回目でしたがブランケットの貸し出ししてるの初めて知りました。年中ブランケットマンにはありがたいサービスです。
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