morimotoseiichi

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明のmorimotoseiichiのレビュー・感想・評価

4.0
 ハラハラドキドキ、怖くて怖くて途中で停止せずには観られなかった。怖がりなくせに怖い映画は好きで、私の場合、何かがばれそうになる描写やすでに都合の悪いことがばれているのにそのことを知らずに嘘をつき続ける描写が苦手なので、ホラーやスリラーよりもサスペンスの方が怖かったりする。

 不自然に感じるところがないでわけではないけど、最後の最後まで楽しませてくれて、サスペンスとしては最高だった。後半はそんなに怖くなく、いかにもうさんくさい登場人物ばかりで、これもサスペンスの王道だよなと。

 本作は2016年制作のスペイン映画だけど、2018年にイタリアで『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』として、2019年にインドで『Badla』(ヒンディー語)と『Evaru』(テルグ語)として、2020年には韓国で『告白、あるいは完璧な弁護』としてリメイクされている。インドでリメイクされた2作は言語が違うだけではなく、別々の映画のようである。なかなかよくできたストーリー、脚本ゆえ、リメイクも作りやすいんだろうなと。とにかくいい映画。期間をあけてリメイクも観られるやつは観てみようと思う。

 2025年5月6日(火・祝)から7日(水)にかけてAmazon Prime Videoで鑑賞。