cano

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的のcanoのレビュー・感想・評価

3.3
スペインバルでたまたま居合わせた男女8人が突然、異様で説明がつかない出来事に巻き込まれる。店員や元警察官、通りかかった美女、会社員、主婦など、ごくごく普通で十人十色な登場人物たち。
右も左も分からない、他人を信用できない状態で、彼らは団結しようとするが…
あれ、まともって何だっけ………。
極限まで追い込まれ一触即発!な密室サバイバル。

思ってたより、最後まで面白かったな〜。
いかにもな微生物が次々と映し出される奇妙なオープニングに始まり、最後まで安心できる瞬間がほぼない映画だった。
白い綺麗な布が、気づいたらドス黒い色に染まってしまってまるで最初から黒い布だったかのように、人間のドロドロした醜い争いの話。あんな泥沼、ぜったいに浸かりたくない。
それでもラストカットはおしゃれでカッコよくみえた。

※地味に痛々しいシーンとか、当たり前のようにゴキちゃんたくさん映像上にいます!
なんだか分からない、細々したゴミとか浮遊物もあったり、その辺、とてもリアルで本物みたい。カラダのはしっこがむず痒くなります。
cano

cano