あしたか

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的のあしたかのレビュー・感想・評価

3.7
[あらすじ]
常連客で賑わうマドリードのバルに突如銃声が鳴り響く。バルを出た客が頭を撃ち抜かれたのだ。客たちは外に逃げることもできず、パニックに陥っていくが…(Netflixより抜粋)

[見所]
●謎めいた導入
⇒バルを出た人が即射殺され、不思議と周囲の街並みからは一瞬で人が消える。射殺された死体はいつの間にか消失し、携帯は何故か圏外に…。吸引力の結構強い冒頭だ。

●序盤のテンポの良い会話劇
⇒事態に対して各登場人物がシン・ゴジラ並のテンポでまくし立て会話するシーンは中々面白い。観客の思いつくことはある程度やってくれるのでストレスもさほど溜まらない。

●中盤以降のバル内での人々の選択と行動
⇒何が起きているかがある程度分かってからは、前半とは別の様相を呈し始める。本格的ワンシチュエーションムービーを期待していた人にとっては評価が下がる展開かもしれないが、2つのジャンルを楽しめる映画と見ることもできる。

●ヒロインが可愛い
⇒中々身体を張っている。下着姿でヌルヌルになって乳が吸い込まれるあのシーンは最高(笑)その後もずっとサービスショットが続くので妙なお得感を感じる映画だ。

●音楽
⇒最初と最後に流れるメインテーマがかっこいい


人によって「つまらん!」と「面白い!」にはっきり別れてしまう映画だと思うが、展開は早いので序~中盤は退屈せずに見られることは確か。自分は嫌いじゃない。
ネタバレ回避で説明するのが難しい作品なので、気になる人はさっさと見てしまうのが吉。
あしたか

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