うーーーーん。
家族を失った痛みと怒りや、補償では心からのなく謝罪が欲しいという思いは当然とは思うものの、あの航空管制官1人の責任ではないわけで、それなのにあの末路はあんまりだとも思う。
事故の一報を耳にした時の彼の反応を見る限り、責任逃れをしたかったわけではないだろうし、彼自身もひどく苦しんで苦しんで、家族失いかけたりもしたのになぁ、という。
憎しみは憎しみしか生まない、という負の鎖を断とうとした息子が立派だ。
そして、心を病んでいたローマンも自らの過失を背負って生きていくしかないんだな…。赦すことの難しさ。
実話ベースだからひねりや面白さは不要だと思うけど、一方的な描き方に感じた。
