アフターマスの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「アフターマス」に投稿された感想・評価

とらみ

とらみの感想・評価

4.2
絶対に非を認めない謝らない大会社クソ過ぎ
遺族は亡くなった人を金に換算して黙れと言わんばかり
あとはカウンセリング受けなさいって他人事
そのカウンセリングだってとても心に寄り添ってくれるものではなさそうだし
自分の気持ちを納得させるために原因を知りたい、心から謝罪して欲しいと思うのは当たり前だ

シュワちゃんも管制官も、よく自殺しないで過ごせたなぁ
自分がどちらかの立場で一年苦しみながら生き続けることができるだろうか
「僕も君の計画に賛成だよ」


なんとも理不尽な世界です。


シュワちゃんは「マギー」のとき同様、抑えた演技で煮えたぎるやるせない感情を内包したパパを演じております。
これがまた泣けるんですよ。


事故が起きる瞬間のレーダーの表現のゾッとする感じから始まるなんとも厭な形で因果がもつれて行く過程は辛いですね。
結果がどうなるかわかってるだけに、あの夫婦の切なくも愛おしい愛の姿が哀しいんです。

目立った新鮮さみたいなものはありませんが、ジリジリと感情を揺さぶってくる力作だったな〜と思います。
あでゆ

あでゆの感想・評価

3.8
アメリカのオハイオ州、コロンバス。建設現場の現場監督ローマン・メルニックは、妻と妊娠中の娘が搭乗する旅客機の到着を空港で待っていた。だが彼は、空港の管理会社から二人の乗った航空機がほかの航空機と空中で衝突したと言われる。その後、残骸が散らばる現場で娘の遺体を発見し、悲しみに打ちひしがれるローマン。表面的な補償で済ませようとする航空会社に怒りを覚えた彼は、責任の所在を執拗に追及する。やがて、ある航空管制官が事故に関与していることを知る。

『サボタージュ』もそうだったけど、シュワちゃんサスペンス俳優として割といい線いってきたんじゃないですかね?
とはいえ、まだ演技力足りてないなと思うところも沢山あったので、今後もこういった映画の出演に期待。
暴力ヒーローだったアーノルド・シュワルツェネッガーが、殺しによって決定的な罪を背負うという作品の方向性が、彼のキャリアをメタ的に評価しているようにも思えた。

第一幕、ローマンが空港を訪れてからがかなり痛ましい。
異常なまで多くの違和感に満ちている港内。職員はめちゃくちゃ冷静に対応していて、ローマン自身もまさか事故が起きたなんて……みたいなことは心のうちで否定している。遺族とすれ違ったときのローマンの「ピンとこないようにしている」顔がとても切ない。その不安を解消するように「飛行機はもう着いたんですか?」などと落ち着きながらもめちゃくちゃ質問するローマン。

事実を伝えられたときの演出も巧妙で、本人がめちゃくちゃショックを受け慟哭するのではなく、隣の部屋の壁が揺れ、怒りの声が漏れる様子を映すことでそれを表現する。ローマンの心の内が崩壊しているさまを見事に描いていると思う。

第二幕以降は、遺族に誰も謝らないというのが辛い。企業側は自分たちの責任を認めないために絶対に謝らない。それに殺された航空会社のプレミアムメンバーズに入る権利を授けようというのは対応として冷たすぎるなあと思うが、実際にありそうな話ではある。
ジェイコブが罪を受け入れず、絶対に謝らないで「あれは事故だったんだ」と否定する姿も痛ましい。それぞれで謝らない理由が違うんだけど、ローマンにその違いは読み解け無いんだよな。そのあたりが非常にリアルだと思う。あとジェイコブの嫁もなかなかに冷たいよなあ。

ただラストは個人的にイマイチだったというか、ローマンが罪の意識を背負って生きるというのはわかるけど、あそこで別れて終わってしまったらただ逃してもらえただけみたいな印象が残ってしまう。
その罪の十字架によって、ローマンがどう変わってしまうかもう少し見せてほしかった。
516

516の感想・評価

3.7
うーん、ま、そうなるよね。
シュワちゃんの新境地的な作品
Zzz

Zzzの感想・評価

3.1
最後は事実に基づいていないと思う。
犬

犬の感想・評価

3.3
サポート

建設現場の現場監督ローマンは、数カ月ぶりに帰ってくる妻と妊娠中の娘を迎えに空港へ向かう
しかし、妻と娘が乗った飛行機が空中で衝突事故を起こしたという衝撃の事実を聞かされる
家族を奪われたローマンは、航空会社に謝罪を求めるが、表面的な補償のみという航空会社の心ない対応に憤りを感じていた
事故の真相を追いつづける中で、ローマンは事故に大きく関わる1人の航空管制官の存在を知る

アーノルド・シュワルツェネッガー主演

2002年7月にドイツ上空で実際に起きた「ユーバーリンゲン空中衝突事故」とその後に発生した事件をベースに、飛行機の衝突事故で妻と娘を亡くし、復讐のために事故の真相を追う男を描いたヒューマンドラマ

全てはあの事故から始まった

こんなことがあったとは

スゴい話ですね
事故の内容というより、その後がメイン

雰囲気が重たいです

シュワちゃんの演技しみました
KAIMAR

KAIMARの感想・評価

3.3
アーノルドシュワルツェネッガー主演。

飛行機事故により家族を失った被害者が、
まともな謝罪をせず、金銭で解決しようとする企業、当時のスタッフに対して……


シュワちゃんの気持ちも分からなくもない。憎しみは負の連鎖しか生み出さない……
HARUSUI

HARUSUIの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あらすじも見ずに、パッケージの航空機写真だけでレンタル、観賞致しました。

観はじめてから、これはサスペンスでもアクション映画でもない、ヒューマンドラマだと気付いて、観る視点を変更。怪しい人物とすれ違っていたとか、主人公らしき初老の男性が、救助に向かうのか?とかすべて、かなぐり捨ててヒューマンドラマの心構え観賞です。

あー心が痛い。辛い。これが実話って、この双方の心情が、もう、辛すぎる。
最後まで見終わった感想は、このような心の悲鳴です。
映画を見終わって、現実の事件事故も調べました。完全にスパッと一刀両断の史実が記載されていたため、それはそれで切り離して、映画のみの実際を綴ろうと思います。

2機の飛行機が空中衝突、分解し、生存者は0という航空史上、最悪な事故が生じます。管制塔内の電話回線の不具合、管制官の一人は休憩中で、現場には一人しかいなかった、衝突防止装置に従ったパイロットと管制官の疎通問題、複数の問題を同時に解消しなければいけない状況など、管制官の人為的ミスによるものでした。
主人公の初老の男性ローマンは、妊婦の娘と娘を迎えに行った妻を空港に迎えに行きます。久しぶりに会う娘を思うと、とても嬉しくてウキウキしてしまいます。ところが、カウンターで飛行状況の確認をしたところ、別室に案内され、専門チームから事故の事実と生存は絶望的だと説明されます。

もう一人の主人公、管制官のジェイクは、自分の目の前のレーダーで2機がまさに接近すれすれ、警告ランプが点灯していました。必死で指示を出そうにも、時すでに遅し。レーダー内から2機の姿がフツっと消えます。茫然と佇み、周りを意味もなく見渡し、再びレーダーに目をやり、茫然。

このシーンは、そうそう、人間にわかに信じられないものを見たときって、こういう仕草になると、演技の上手さに感心しました。

ジェイクは、沢山の聴取と警察での取り調べを受けるうちに、現実が耐えきれるものではない自己の責任に気付き、抑うつ状態になります。
一方のローマンも家族をすべて失い、精神崩壊の一歩手前です。毎日毎日、飽きることなく妻と娘のお墓の前で過ごす日々。
ジェイクには妻と小さな息子がいますが、息子サミュエルの環境を考え別居します。
抜け殻となったジェイクに、会社は退職と新しい住所、新しい氏名を提案します。
自殺ように購入した銃。そしてカウンセラーの処方した薬を過量内服するジェイク。

本当に観ていて辛いです。
故意ではないけれども200名越えの死者を出した原因が自分にあると、どん底の精神状態の航空側の人間。
一番大切な存在を一気に奪い去られて、謝罪の一言も、もらえていない被害者遺族。一人、職場であった建設中のビルの屋上に佇み、妻と娘が、どんなに恐怖と苦痛で最期を迎えたか考えてしまう。
この二人の葛藤が、ものすごく重いです。
途中の3人組弁護士の、何様ですか態度は、必要だったのでしょうか?
ただ、ローマンの謝罪をしてほしいという願いを前面に出せばよかっただけではいけなかったのかなぁと考えてしまいます。

1年後、主人公二人は各々、社会復帰をとげ、淡々と日々を過ごしていました。
ローマンは1年前から一人の記者から取材を受けています。事実を本にするという約束の元に。
ジェイクも、また同じ記者と接触をしていました。本の最後に載せる何か言いたいことはないかと聞かれ、自分は悪者ではない
、と言います。この言葉は2、3回ジェイクの口から発せられているのですよね。言葉通りの意味ではないと思われます。自責の念がなければ、こんなにひどい精神状態にはならないはず。

ローマンは記者にジェイクの居場所を調べてほしいとお願いします。
そして記者さん、それ教えちゃダメでしょう。
ラスト15分、どうして??
と思わず呟いてしまう出来事が発生。
なんでー?二人あんなに、それぞれ乗り越える最中だったんじゃないの〜?です。

報復連鎖。観終わって、この言葉が浮かびました。
故意ではなくミスで生じた事故、被害者200人以上。
故意で殺意を持って生じた結果、被害者1名。
どちらが重い責任か、どちらがひどいのか、そんな考えも浮かびました。けれども、この映画はそこを追求しているのではないのでしょう。航空機事故にまつわる双方の葛藤、拝見いたしました。
Mondenkind

Mondenkindの感想・評価

1.0
WOWOWで。気分の悪い映画だった。見なければよかった。
余波という言葉だそうだ.
飛行機2機による追突事故.乗客乗員合わせて271名が死亡という大惨事.
一瞬にして嫁と妊娠中の娘を失ったローマン・メルニック.
いつものように出勤し,いつものように勤務.ただいくつかの偶然が重なり事故を防げなかった管制官のジェイコブ.
二人の男性の苦悩を延々と作品は描き続ける.二人の墓の前から離れられないローマン.命の危険を感じ自宅や姓名を捨て別人として生き続けるジェイコブ.ローマンの気持ちは理解できるし,悪いのはジェイコブをワンオペ状態にしたシステムであり本人には責任がないの事も理解できるので,観ていて大変疲れる.願うのはいつの日か訪れる二人の魂の安息であるが,まさかの展開が待っていた.事件に関して執筆中だったジャーナリストがローマンさんに「正しく使ってね」という言葉は見事に裏切られたわけであるが,その後の怨嗟を断ち切ったのはキュアブロッサム・・・じゃなくって(後は自粛).
ちなみに一番ムカついたのは航空会社の弁護士二名.本案件に限っては航空会社は悪くないがそれでもあの言いようはツイッターに投稿して炎上させても許されるレベル.
シュワルツネッガーはマギーに続く陰鬱第二弾であるが三弾目はあるのだろうか.