ちろる

ミニマリズム: 本当に大切なもののちろるのレビュー・感想・評価

3.6
上を目指すこと、より良い生活で頑張ることは悪くないのかもしれないけど、いつのまにか手に入る必要のないものまでも必要なものと思い込んでしまう。
人より幸せに、人より華やかに。
上には上をいるから常に何かを追い求めて・・・心の方は疲弊してしまう矛盾。

元々私は購買意欲が結構あって服やBlu-rayやキッチン用品は増えてくばかりだった。けれどら最近毎週ゴミ袋2個分くらいは物を捨て続けてる。
そして気がついてしまったのは買う瞬間よりも捨てる瞬間の方がよっぽど気持ちが高揚するという事に。

そうは言っても私は究極のミニマリストには拒否反応を示してしまう。
(殺風景な部屋に同じ服何枚かしかないやつ)
けど、このドキュメンタリーの人たちのミニマム生活は適度にということなので、最小限を強要しない。
本にこだわりあるならそこは沢山捨てなくていいし、洋服好きでどれも大事なら大切にすればいい。
ただ使わないものを「いつか」のために保管しない。
これならなんとかできそうだ。
と、なんとなくちょっと気持ちだけは後押ししてくれるドキュメンタリー。
ちろる

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