ねぎおSTOPWAR

火花のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

火花(2017年製作の映画)
4.1
漫才、頑張っていましたね。本物のお笑いの人かと思いましたよ。ネタ合わせはじめ、様々なシーンがありましたが、原作も監督も芸人ならではのリアリティなんでしょうね。公園の合わせはホントああなんでしょうね、まるで関係なく遊ぶ親子・・いやーシュール!

中盤から演技とカメラがクライマックスへ向かいます。太っちょパトロン姉ちゃんの家、神谷と徳永の会話は、テレビで流れたスパークスのネタから溜まった本音が吐き出される。
ここ、演技もさることながら、カメラは徐々にサイズが狭くなり、神谷の下手からのツーショットで固定されます。あとはピン送りの繰り返しで魅せます。監督か、カメラさんのセンスかな?

その興奮、憤りが持続する中での解散ライブ。凄い迫力でした!反対言葉!
まあ何だかんだ山下が見事だから徳永がキラキラするんですけどね。さすがコンビ芸!

ラストショット・・いやあの金のマイクじゃなくて!ロール前のね、徳永の嬉しそうなワンショットで終わるのがかっこよかったです、はい。