なにかが人と違い、尊敬して出会ってすぐに弟子にしてもらった先輩芸人の神谷。
そんな神谷も鳴かず飛ばずの生活を続けるうち人に影響され始め、都合の良い解釈をし始める姿に徳永は落胆する。
初めこの2人でコンビを組み直す設定なのかと思ったが、そこはコンビの絆は硬く素人の甘い考えだと反省。
神谷の存在感に、とんでもないことをやらかすのかと期待していたが、どちらかと言うとストーリーで楽しませるというより芸人のリアルを描く作品なので、ハラハラドキドキなんかはほぼない。ドキュメンタリーとして観るといい。
芸人を辞め不動産屋で働く徳永が、神谷と別れた憧れのマキさんをたまたま公園で見かけ、子供2人と幸せそうに歩く姿に安心して微笑むシーンが好き。