キットカットガール

ミッキーの摩天楼狂笑曲のキットカットガールのレビュー・感想・評価

ミッキーの摩天楼狂笑曲(1933年製作の映画)
3.8
個人的にとても好みの作品。

今作は今までの作品よりもアングルや構図へのこだわりが感じられた。冒頭のショベルカーのアップやショベルカーを操作するミッキーの捉え方、アニメーション(キャラクターの動き等)ではなく、画面全体の動きが新鮮で面白味があった。当時の作品は大体構図が同じようなものが多い為、本作のように新たなアングルを取り入れると画がより魅力的に見える。そして、テンポもグンと良くなる。
勿論、ストーリーも面白かった。何をやっても何となく上手くいってしまうミッキーと上手くいかないピート。ミッキーはなんやかんやいって結構運がいい笑