ゆっけ

リトル京太の冒険のゆっけのレビュー・感想・評価

リトル京太の冒険(2016年製作の映画)
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防災ずきんをいつも被っている京太という英語が得意な男の子。

震災で、トラウマを持ってしまった子供たちの成長を描く本作ですが、
あまり先入観なく観ていたのですが、「震災」という重いテーマを扱っていながらも、物語は重くなく、ほのぼのとした雰囲気がありハートウォーミングなドラマでした。(群馬県桐生市がロケ地となっています)

震災後の子供たちを描いた作品として、大好きな映画『ハルを探して』があるのですが、こちらは中学生の思春期まっさかりの子供を描いていたのに対して、『リトル京太の冒険』は小学生のなんとも言えない不安を描ききっていると思います。(『ハルを探して』は周りに対しての罪悪感を描いています)両作品を比べてみると面白いです。


safe(安全)とは何なのか?
神経質になりがちな、デリケートな問題ですが、
そのひとつの解決策、大切な想いが最後に提示されます。

防災ずきんをかぶっていた京太が防止を脱ぐこと。
英語を学んでいたわけ。
外国人英語教師のティム先生が好きな理由。

ちょっとむすっとしていた京太の顔がほころび、「守る」という成長を感じられるラストに感動しました。