時々やりたくなる、挑戦作品です。
でも、今まで観た作品の中で、
少女漫画の実写化の方が、
明らかに少年漫画より観れてる傾向が自分の中にあるし、
加えて、今は毛嫌いせずに、邦画なら色んな映画を楽しめてる時期なんで、
ちょっと無理そうな作品も抵抗なく挑戦出来てるという感じ。
で、今作はというと、一応最後までは観れたなと。
でも、序盤は良かったけど、後半は中だるみっぽくなった部分もあったし、
ラストもちょっと性急気味で、「漫画原作 あるある」な構成になっちゃっていたのが残念でした。
キャスト陣も良い悪いというよりも、みんな本当に初々しくて好感が持てたし、
特に何作か出演作を見たことがある高杉真宙と川栄李奈は、
これから色んな映画に出演して、色んな役を演じて、
いい俳優になってって欲しいなぁという期待感も残りました。
どうなんだろうなぁ。
こういう作品を、初めて映画館で友達同士で観るような若い子らも居て、
そういう層に、ちゃんと感動が届いてたら、それでいいんじゃないかと。
そんな風に思えた作品でした。
なんとなく。
自分には娘がいるんで、いつかこういう映画を、親子で楽しめたらと。
そのために、ちょっと現役感を保っときたいというか、
今の若い子らの楽しんでる作品や、そのキャストたちも知っておきたいというか。
そういう部分が、少しあるのかも知れないですね。
いつか、そうやって、親子で映画を観て、一緒に感動出来たらなぁとか。
そういうのは、ささやかな、夢でもあります。