北の桜守のネタバレレビュー・内容・結末

「北の桜守」に投稿されたネタバレ・内容・結末

吉永小百合さん出演作で似たようなのあったよな、と調べたら北の三部作だそうで今作が120本目の出演作だそうな。

ただ「北の零年」では吉永小百合さんばかりがいい人として描かれ猛烈に違和感を感じたのだが、今作ではまさかの認知症を患う役柄。そして堺雅人のたしかな演技力のおかげでとても楽しく見れた。

終戦後、ソ連の進行してくる樺太から命からがらの脱出。そこで夫を亡くし、子供も亡くし、ひもじい思いもしながらの帰国。そこにはその後の人生に重くのしかかるほどのトラウマを持ってしまった。

やがて日本が経済発展し、子供が社会的に成功しても吉永さんは謙虚に生きるだけだった。やがてまだらな認知症の症状が現れ、最終的には死んだ夫と息子に再び出会う幻想を見る。
きっとこれで胸のつかえが消えたのだろう。
カメラが寄っていてハッとした表情になる
みたいなところは昭和映画か!と思ったけれど、劇中劇という前衛的な演出もあった。でも結局泣いた。
お母さんも好きだったんだよ、
の後の佐藤浩市の表情がすばらしい..
演技力のある役者さんばかりなはず…?
舞台劇を交えながら物語が展開していくという事でかつての連鎖劇を思い出し、それだけで興味をそそった映画である。

しかし、この映画には、様々な意味で限界という物を感じた大変苦しい映画である。

物語としてはスケールは大きいのだが、それに見合う映像が全く無く、全体的にしょぼさしかが目立たない。晩年期の黒澤明の映画を思わせるような美しい映像もあるのだが、それだけでは補う事は出来なかったようだ。

舞台劇も斬新な試みをしようとした事よりも予算的な都合や主演の吉永小百合が高齢であるための配慮でしかないように思えた。

非常に申し訳ないことを言うが、製作しなければよかったと思う・・・。
期待していなかったのでそこそこ楽しめました!
序盤で吉永小百合さんがちょっと若い頃をご本人で演じていたので話がわかりにくかった。
けど、家で見てたら確実に3ヵ所号泣です。
途中で入る舞台の演出は好き嫌いが別れそうです。
なめてた。面白くないだろうなと思ってたけど、気づいたら泣いてて自分でもびっくり。毎日家でちょいボケ老人をみている身からするとグッとくるものがありました。泣きながらのおにぎりはツライ。私自身は食べることに困った事がないけどこのシーンはみてて特に苦しかった。
ここ最近では勢いで見に行って得した映画ナンバー1

あとそう、鶴瓶がいい。
タイトルあんまり内容に沿ってない気がする。取って付けたようなチープなラストのためだけのタイトル。
阿部寛も佐藤浩市も堺雅人も岸部一徳もとても良かった。
病院で自分の罪を打ち明けようとする一徳さんに、「来てくれてありがとう、他に頼る人がいなくて」と遮るとことかちょっと泣けた。
ただ、吉永小百合さんが…。若いときから白髪になるまでなんにも変わらないのが逆に違和感。お綺麗すぎてリアリティーがなくて作り物っぽい。
段々と封印していた過去のトラウマな記憶が甦ってきてより苦しんでいくんだけど、あんまり感情移入出来なかった。
途中の劇中劇も突然なので集中力途切れさせるしあんまり効いてる演出じゃないなあ。
篠原涼子なんか特にだけど、全体が舞台芝居のような大仰さで、業とらしさがきになった。
泣かせにかかるようなシーンが多かったけど泣けなかった原因。
鶴瓶さんとか高島さんとかめっちゃもったいないくらいに一瞬。
伏線も多かったけど回収雑すぎてびっくり。

期待してただけに残念。



母と見ました。ミュージカルが所々入ってわかりやすい説明みたいだった。内容は邦画らしいストーリーで久しぶりに新鮮でした。
少しボケてきて戦時中の長男を救えなかった辛い経験が吉永さんに変な行動をさせる。
コンビニ社長になった息子は、そんな母と久しぶりに再会して、面倒を見る。
お母さんが作るおにぎりをコンビニで売る。
たまに演劇のシーンがあって?な感じだった。
泣けるシーンが2度あり、2度とも泣いた。ただ、兄の行方を最後の方まで引っ張りすぎかなとは思った。それがずっと上映中気になってしまった。映画館で見なくともよいかと思う。
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