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置き去りのtuttleのレビュー・感想・評価

置き去り(2016年製作の映画)
5.0
黒沢清系。
ひどい不眠症で全く眠ることのできない大学講師の主人公。
ある夜、妻が家に帰らず行方不明だと警察に通報する。
警察が捜査にあたる一方で、教え子が訪ねてきたり、妻の不倫相手が殴り込んできたり、自宅では絶え間なく意味深な展開をみせ混乱を渦巻いていく。
主人公と共に目にするのは、現実とも幻覚とも区別のつかない奇妙な光景にうなされ目覚めなく終わりのない長い長い一日。
主人と共に時間感覚も何もかもが狂った家の中で侵蝕を増し続ける悪夢。目覚めるためには一体どうすれば?
傑作スリラー。
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