原作未読。特に何が起こるわけでもなく日常がベースになってましたが、主演3人がそれぞれの感情をとてもうまく表現していて、大げさではないのに細かく伝わってくる演技力を持っている俳優さん達だなと思った次第。
特に石橋静河はドラマで何度か目にした感じだとあまりハマらない演技だったんですが、この作品内では気怠さの中にある色気みたいなものを感じました。
クラブやビリヤード・ダーツ、コンビニでの買い物、キャンプ、カラオケ、卓球…etc、これらと役者の演技がハマってエモい空気を醸し出してましたね。こういう遊び(の一部)はあまりしてこなかったのでアレなんですが。
もう少し若い頃に観ていたら色々と刺さる部分も多かったんだろうなー。自分がおじさんに会ったことを実感させられます。
このラストも好き嫌いが分かれる感じなんだろうなと思いつつ、受取る側に任されるのは個人的に少し苦手だったりします。それと題名と内容の因果関係を誰か教えて下さい。
しかし、柄本佑だけ実年齢だと少し年代が上かと思うんですが、同年代かと見紛う違和感のなさで演じているのはさすがだなと。
