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きみの鳥はうたえるのaiのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.0
大人になれない、大人になりあぐねてる、大人になりたくない、様々なモラトリアムの男女三人の夏。じっとりとした暑さや夜更かしの気だるい空気が函館の風景と共にエモーショナルに描かれている。「執着」の概念を捨てたかのような「僕」は一見自由に見えるが、信頼を得ることができないために不自由である。自分が矛盾に満ちていることに気付いた「僕」の選択が切ない。
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