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きみの鳥はうたえるのhorryのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.0
函館に行ったことがないのだけど、都会でもなく、ものすごく田舎でもなく、という感じなのかな。
日本にたくさんあるだろう町と、たくさんいるであろう若者。働かずにこのまま遊んでいたい気持ちと、それじやダメだという気持ちを両方抱えて、息苦しくなった経験は、私も身に覚えがある。

小さな町の小さな人間関係。小さなクラブ、いつも同じ遊び場。これも、ぬるま湯のようで息苦しいものだ。
そのような生々しさを切り取った作品。

ラストシーンのサチコの表情が素晴らしかった。
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