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きみの鳥はうたえるのmomokoのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.9
良い映画だなほんとに良い映画だな・・三宅監督も、濱口監督も、同じくらいずっと見てたい監督だな。


感覚的な感想は動的な物事にカメラを向けないでそれを受け取る側が映されてるのがすごい良くて、たとえば喋る側じゃなくて話を聞いてる側にカメラが向いてるとことか、2人のキャンプの様子は一瞬も映らないとか、スマホ上のやりとりは最初しか映らないとか。なので色んな想像をするし役者の顔に注目するし服や、部屋に置いてあるもの、あと街の様子がすべてがなにかを語っていて、そこにあるもの、すなわち、それ以外全部という感じ。贅沢なクラブシーンの長いカットも最高ですね、あと静雄の薄ら笑いな表情で何かを言うことで平然を保つみたいな喋り方好きでした。
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