Kyasarin

きみの鳥はうたえるのKyasarinのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.0
ユーロスペース三宅唱監督トークショー付き凱旋上映にて

嗚呼エモい

ぶっちゃけ、観たすぐあとは何が良いか分からないくらいだったけれど、じわじわ来る。これはスルメ映画だ。エモい、エモすぎる…


石橋静河の気だるさ、良い。
柄本佑のグダグダダメ男のエロさ、超良い。
染谷将太の母性本能くすぐる感じ、イイ。

部屋のコーデも服もお洒落。
要所要所のシーンがすき。
北海道ロケなんだなぁ。
でも方言に敢えてしなかったと。
それが良かったと思う。
それで良かったと思う。

ああー、こんなことあったな、懐かしいなってことをある程度良い年した大人がしてる(笑)
それもまたエモい。
でもずーっと続かないんだよなぁ…
人の気持ちもずーっと続かない。
せつねー!!

静雄と佐知子のラブシーンなんてひとつも無いのに、ああ、コイツらデキテンナ!?て思っちゃう描写めちゃくちゃ上手い。
飲みながらまた観たい。

二段ベッドでの情事、書店バイトでのメール、コンビニ、スーパーのシーン、傘の下でのキス、クラブでのやり取り、3人の笑顔、ボコボコにされる僕w、歩道橋歩く静雄と佐知子、追いかける僕…
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