ナツミ

きみの鳥はうたえるのナツミのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.9
2020.7.7(56本目)

出来るならば簡略化して表現したくはないけども、エモの極み。
大人の青春映画って感じでいい。
柄本佑と染谷将太っていう組み合わせもなかなかハイセンスすぎて天才としか言いようがない。むしろこの映画はこの2人がいるからこそ成り立っているって言っても過言ではない。
お酒、遊び、仕事。堕落した生活、距離感は現代ならではの生活を上手く切り取っていて、明け方の街並みが映るたびに何故だか切なくなったりもする。
最後のシーンはMVでも見てるかのような気持ちになれるので、あそこは永遠に観れる。目に浮かんだ涙も、呆れちゃう笑い方も、何とも言えない表情も素敵だったなぁ。最後にやっとさわこが一歩踏み出せた感が好きすぎる
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