TAK44マグナム

サイバー・リベンジャーのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

サイバー・リベンジャー(2016年製作の映画)
3.0
I.T.って怖い!

変なピエロが子供を襲うわけじゃないですよ、情報技術の方です。

ピアース・ブロスナン演じる大企業の社長さんが、「娘に自宅のWi-Fiが遅いって文句言われたから、おまえちょっと速くしてくれる?」と派遣社員の新人くんに頼んだら、ことコンピュータに関してはすごい腕前だったので、「おまえ、正社員にしてやんよ」と気前よく言っちゃったものだから新人くんは有頂天!
社長令嬢のJKにまとわりつくようになってしまいます。
そう、新人くんはハッカーのスキルがハンパない粘着質な電脳ストーカーだったのです!

気付いた時にはもう遅く、スマート化された自宅ではイタズラ事件が横行、娘ちゃんのシャワーオナニーが盗み撮りされ、奥さんは乳癌の偽診断で落ち込み、会社は偽メールのせいで120万ドルの大損こいちゃったのです!

怒り心頭になった元007(←ウソ)は、「あの野郎、ぶっ殺してやる!」などと息巻きますが、「殺害予告を録音しちゃったよ〜」と新人くんにあしらわれ、更には車にも細工され、危なく自分がおっ死ぬところでした。

進退窮まった社長さんは、つてを頼って怪しい人物に電話します。
もしかしてゴルゴ13でも雇って新人くんをデリートしようってのか!とドキドキしていると、やってきたのは普通のオッサン。
しかし!そのオッサンも只者では無かったのです!


こいつ使えるな〜などと安易な気持ちで、素性をよく知らない者を家に入れ、あまつさえ重要なセキュリティにまで触れるのを許可するなんて、はっきり言って社長さんがアホ。
だけど、機械音痴だから娘に良い所見せようとなると人に頼らざるおえない。そこで、身近にいた部下を使ったらとんでもない目にあうわけで、災難は災難ですね。
どんな奴かまでは気にかけないよね、一応、自分とこの社員だから信用しちゃうし。
なんでもいいけど、ピアース・ブロスナン、52歳の役にしてはちょっと老けて見えちゃいますね。


全然知らない俳優さんですけれど、キチガイストーカー役の彼がネッチョリしていて上手。
一見すると格好いいから娘ちゃんもまんざらじゃなかったり、それでいて裏では半裸でネットストーキングしているキモさも似合っていて、そのあたりに説得力のあるルックスをしています。

社長令嬢役はステファニー・スコット。
ロリな顔してますね〜。
制服も似合ってます。
そこまで露出はしていませんが、シャワー浴びながらオナニーするシーンがあるのでファンの方は生唾ごっくんしてください。


普通のお話なので可もなく不可もなくなのですが、新人くんのやる事が嫌がらせの域をでないのが不満ですね。
もっと恐ろしい事も出来たはずなのにツメが甘い。
まぁ、下手したら社長さんは死んでいたかもしれませんが、恨みを晴らすなら家族をチマチマ攻撃するよりも会社に壊滅的なダメージを与えたほうが手っ取り早いはず。
もしかしたら新人くんの「家族を欲している」という狂った願望がそうさせたのかもしれませんが、結果的にネチネチと時間をかけすぎた為に、反撃する隙を与えてしまっています。
頭がキレるのかアホなのか、いまいち分からない(苦笑)
最終的には実力行使に出ちゃうしね。
PCが使えないと途端にダメじゃん!

社長さんが電脳のプロフェッショナルを雇ってからは、スリリングで中々面白かったです。
途中、社長さんと新人くんの追っかけっこが昔のコントみたくなるのはご愛嬌ですが、オッサンの見事なサポートぶりにオッサン萌え必至!
ピアース・ブロスナンは覆面被って鬼ごっこやブロック遊びをしてただけなのに。

そして、そんなオッサンが仕事完了〜♪と退場してからは正直ちょいと蛇足気味。
エンディングもそんなに高揚することなく静かに幕引きしてしまうので、なんとなく感じる残尿感。
どうせなら、安心したところで時限式ウィルスが起動してタイヘーン!とかあったら良かったのに。

とりあえず、ステファニー・スコットのJKルックに釘付けで、他はとりたてて得るものが無かったので、明日には観た記憶もずいぶんと薄らぐんじゃないかなぁ(汗)
そんな程度の作品でしたね。


レンタルDVDにて