オカルトチャンピオン

マザー!のオカルトチャンピオンのネタバレレビュー・内容・結末

マザー!(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

終始イライラして頭おかしくなる。後半ははらわた煮え繰り返る。

聖書や神や人類を一つの部屋、ひと組の夫婦にスケールダウンしてる分、理解しやすくなったのかと言えば、それはどうかと思う。
妻側の視点で見る分、自分も地球目線で物事を考えるから、こいつら人の家に勝手に上がってめちゃくちゃしやがるし、何より夫のうざさ半端ねえ。
人類もアダムとイブもカインとアベルも神も結局めちゃくちゃしやがる。こんな奴ら消えろ!ってなるよ。これでいいの?

そこまで思わないにしても、人類史が一気に家の中で行われているような終盤のカオス感に人間が理性的に行動していればこんなことにならないのになとは思う。
いやいや、神にも止められないってどういうことやねん!ってのが本音だけど。

しかし、子供に対する描写は酷すぎた。ずっとイライラして我慢してたけど、これであぁもうダメだとなる。
そんで円環構造でまたやり直しってふざけんのも大概にしろよ!おらぁ!ってなる。笑

深いんだろうね。内容も宗教的で考えさせる映画なんだろうね。
でも頭おかしくなるくらい不愉快なんだが。っていう感想。