こぅ

マザー!のこぅのレビュー・感想・評価

マザー!(2017年製作の映画)
3.2
ラジー賞にもノミネート(受賞無し)、日本では
急遽上映中止になった奇才ダーレン監督、衝撃の【問題作‼︎】。

郊外に暮らす詩人(ハビエル・バルデム)とその妻(ジェニファー・ローレンス)の家に道に迷った医師(エド・ハリス)が訪ねて来る。夫は何故か彼を安易に迎え入れる。医師が呼び寄せた妻(ミッシェル・ファイファー)、挙げ句の果てには全くの赤の他人まで歓迎する…。

これは間違いなく前情報、皆様のレビューをシャットアウトで挑んで大正解だった!

◯◯になぞられた、登場人物も皆メタファーな野心作だ。
冒頭から【不穏な空気、奇妙】なムード作りは流石。途中から自分勝手な夫に苛立つ。劇中2回ある、やりたい放題【騒動】は笑ってしまうくらいだった。
◯◯が題材の脚本(悪く言えば◯◯の設定を【ただ移し替えているだけ】)は、日本人には馴染みが無い、或いは理解し難いので好き嫌いが真っ二つ、賛否両論の結果になったのでは無いだろうか⁈
作り込まれた家(郊外とスタジオ)のセットが素晴らしかった。

ジェニファー嬢は好演。


総評は、次々と起こる不条理の展開で【妻苛め】の印象だけが強く残った。
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