決まってた劇場公開が突然中止になったんで、どこがそんなやばいのか気なってたやつ。
天才詩人？が奥さんが妊娠中にもかかわらず不信なおっさんとその家族やら読者の大群をガンガン家に招き入れて奥さんを追い詰める。
奥さんのことも深く愛してる詩人が何故そんな無体なことするのか？それは何より至上の芸術のためってこと？
なんか無自覚な芥川の地獄変て感じがしたな。
アロノフソキーはブラック・スワンもレスラーでも芸術、表現に撤してそれを極めると人間的に壊れたり家庭が犠牲になるみたいな話だし、芸術家、表現者はそれでこそ本物みたいな哲学持ってそうだな。
あの2作では思わなかったけど正直これはかなりそこが鼻についた。古臭いし、くだらねぇと思ったよ。今どきそんなこと言いますかぁ…みたいな。
前半の変な家族が段々図々しくなって混乱が雪だるま式に大きくなるとこはブラック・コメディ的で笑えたけど、このノリと設定であんなえらそうな寓話やられてもな、、
DVDスルーになったのは赤ちゃんが悲惨なことなるからかな？もはやどうでもいいけど笑
芸術家て因果な生き物ですね、みたいなひんやり冷めた感じでキューブリックみたいに突き放して撮ればちょっとは違ったかも知れないと思ったりするけど、まあ、それもどうでもいいや笑
マザーと言えばDANZIGのMOTHERは暗黒ゴシック・ハード・ロックの名曲だよね。DANZIG聴こう。。
