2週間前に人生初めて牡蠣にあたった(・_・;
お腹の中がえぐられるような吐き気が2、3日続き、苦しかったなあ。
それに似た不快感。気持ちわり〜!
中盤までは心理ミステリーとして、まあ何とか見られた。
「嫌な感じが続くけど、公開中止にするほどではないんじゃない?」て思ってた。
でと、きっとこの映画観た人のかなりの割合で思ったはず。
まさか、そこまでやるとは?
ありゃ、アウトだわ、、
公開できないよ。
ジェニファーローレンスのお美しい顔が崩れてしまい、映画もある一線を超えてしまった!
ただ、不快極まりないけど、じゃあ、内容がなかったかと言うと、そうでもない。
成功したとは言えないけど、伝えたいことは、私なりの解釈だけど、何となく感じるのはあった。
これは寓話である。
写されたことは、これ以上ないくらいに誇張され、比喩として用いられているんだと思う。
ハビエル・バルデムがクライマックスに言ったセリフ。
「俺は俺で、君は家だ。」
あの旦那は奥さんの気持ちなんか少しも思ってない。
まさに所有物、副産物としか思っていない。
彼の愛は、家や外見や装飾品に対する愛と変わらない。
これは今タイムリーな話題、
我が国に起こっていることとも通じるんじゃないだろうか。
財務官僚の最高地位の人物が、大臣が、
「セクハラは被害者が出てこい!」
「文句あるなら男性の記者に変えればいい」と平気でのたまう国。
ベストセラー作家が訴えた女性を公然とバッシングする国。
言葉だけが「分かち合う」「輝く」なんて一人歩きし、やっていることは略奪と自分勝手と差別行為。
そんな僕なりのテーマ性は感じることができた作品だった。
ただ、観るのは、確かに辛い、不快、キツイわ!
もう見たくないわ、
ジェニファー・ローレンスは、大好きな女優さんだから、彼女が劇中、ずっと辛そうに、苦しそうにしているのも、辛かったな、→でも、美しかったけど、、、
ミッシェル・ファイファーは嫌な女がうまい女優になったね〜、こわ!