親近感のあるムカつき。
序盤は訪ねてきた男のさり気ない仕草にイラつく、でも言う程じゃない、怒るほどのことでもない、次はそれをパワーアップした奥様が登場、むかつく。
例えばソファーに靴のままあがったり、性生活をズケズケと聞いたり、勝手に洗濯物をしようとしたり、目の前で濃厚な接吻されたり、自分の楽しみを説教感すら出して否定してくる物言い、でも怒るほどではない。。。耐えられるくらいのムカつき。。
そんなシーンが実に上手で、少しづつパワーアップしていく、嫌な感じ!!
だから、すごく面白い!!
彼女自身ともいえる家にズケズケと入ってくる人達、何1つルールを守らない、粗暴な振る舞い、もはやレイプ。
イラつくを通り越して、ショック!!
そしてクライマックスの容赦のない怒涛の展開。ド肝を抜く、飛躍。
ようやくこの映画が始まってから今の今まで、何を語ってきたかを掴みかけると、スゲーっ!!すげーっすよ!!!
単純な僕は感動してしまったし、きっとこの話を僕はちゃんとは理解できてないけど、それでも、思わずメロイックサインをしながらアーメンって叫びました。叫んでないですけど。。。
まぁそんな内包されたこと云々じゃなくて単純に面白かったです。