これは好み‼😆
とても不協和音的で苛つく感覚が好き嫌いをハッキリ分けそうですが、私は好きなタイプの作品です🎵
細かい内容は書きませんが、静かな中にも不穏な気配を感じる始まりから、少しずつ緊張感に覆われてきて、やがて暴走的展開で観る者の思考を奪って、最後は…
という感じです。
いろんなジャンルの要素を持ち合わせているのですが、強いて言うならば不条理サスペンスホラーという感じでしょうか。
そして本作はキャストの演技力レベルが高いのも素晴らしいです。
主演のジェニファー・ローレンスは(いつも書いている気がしますが)ハンガー・ゲームの頃はそんなに好きではなかったのですが、新しい作品を観るたびに高くなる演技力が素晴らしい~🎵😆
ハビエル・バルデムも相変わらずのオーラを発していて、抑えつつもジワジワくる雰囲気がたまりません😅
脇を固めるサポーティングロールメンバーも…
エド・ハリス
ミシェル・ファイファー
クリステン・ウィグ
ドーナル・グリーソン
と何気に豪華‼😆
ドーナル・グリーソンはエド・ハリスの息子の兄役なのですが、弟役が本当の弟のブライアン・グリーソンという粋なキャスティングにムフフでした😉
美術関係や音楽も素晴らしい🎵
音楽は今年、急逝してしまったヨハン・ヨハンソン。
本当に惜しい方でした…
ダーレン・アロノフスキー監督の独特のセンスには好き嫌いがあると思われますが、本作が日本では公開中止でビデオスルーになったのは何が原因なのか…?
もっと「こんな駄作をよく公開上映したなぁ…」と思われる映画がゴロゴロしているのに、本作のような刺激的な作品がスクリーンに掛からない我が国の映画実情が情けない…😥
決して一般受けはしない作品かも知れませんが、質の高い作りの映画ですので是非~🎵😆