前情報なしで観ていたのですが。
これ、創世記とか、キリスト教がモティーフのようです。
バルデムは創造主。
ローレンスは家というよりも、創造主の為の源、なのか。
そう感じたので、その後の成り行きは、まぁ、納得というか。
ハリスとファイファーかアダムとイブなのかな?
二人の息子はカインとアベル?
出来上がった作品は新約聖書?
そして、たくさんの民衆は教徒?
異常なんだけど、その異常さもひっくるめて観客を鷲掴みにする作品に圧倒されました。
わたしの解釈なので、いや、解釈なんていうのもなんなのですが…。
創造と破壊は繰り返す。繰り返して、また、何かが生まれる。
そして、それは当初のものとは大いに違うものになるんだ。そんな風に思いました。
監督は評価とか、されたくないのかも…?
でも、わたしはこれ、嫌いじゃない。むしろ、好きなのかもしれない。
これ、教会から怒られたんじゃないだろうか…。