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「マザー!」に投稿された感想・評価

ちひろ

ちひろの感想・評価

4.0
とある夫婦の家に、いろんな人間がやってきて、妻はそれを快く思わないものの、夫はどんどん招き入れ、次第に家が崩壊していくという感じの物語。

前々から結構気になっており、ようやく見れた。
いろんな人の感想にあるように聖書について知識があると結構ストーリーを深く見ることができると思う。
私自身、西洋絵画の展覧会に頻繁に行くため絵に関係するようなキリスト教や聖書の知識しかなかったが、それでも様々なシーンで「あぁ、あの場面」を描いているんだなぁというのが読み取れた。
これから見る人は、多少なりとも、神(創造主)と母なる大地から、アダムとイブ、二人がタブーを犯す話、イエス・キリストの誕生、ノアの方舟あたりの話を少し知っておくと、メタファー的シーンがあって、それをうまく具現化しているなぁと面白く見れると思う。

また、そういう視点で見ると面白いというのはあるが、特に興味深かったのは、妻が家から離れられていないという構図が心に留まった。近年は全く違うが、古くからの日本社会だと妻が家で家事育児をするという構図があると思うが、それは見方を変えれば、夫が妻を家から離れられないようにしているとも言えて、そういう皮肉も混じっているのかなぁと感じた。
自称イクメンみたいな人は、この映画を見ると、妻や母の大変さを感じるのではないかと思った。
Kenta

Kentaの感想・評価

3.7
日本で公開中止になったとんでもない問題作。
不条理なことばかりで、ただただ胸糞が悪くストレスが溜まるだけの2時間。あの鬼才であるダーレン・アロノフスキー作品だけあって難解なものになっている。

平穏な日々を過ごす、一人の女性とその夫。夫の職業は詩人であるが、長期間のスランプに陥っており、そんな彼を主人公の女性は、妻として支えていた。
ある日、その夫婦の家に見ず知らずの男性が突如現れる。話を聞くところ、どうやら泊まる場所がないそうだ。妻は納得しなかったが、夫は当たり前のように快く男性を迎え入れる。その男性を家に招いたことにより、この夫婦の日常が平穏ではなくなっていくのだった…。



🚨がっつりネタバレ含みますのでご了承願います🚨



難しすぎる。ただ、様々な方の解説を読めばある程度理解はできた。
キリスト教が絡んでるのは、ストーリーの進行に連れて気づくところがいくつかあったが、まさかすべてが"聖書"に基づいてるものだとは…。"聖書"関係の作品は、頭を悩ますから疲れるんです…😅

今作、言われてみれば、キャラクター個人個人に名前がない。主人公、旦那、中年男性や女性に大衆。つまりすべてがメタファー。そして、舞台の屋敷がこの世そのものを示してるなんて、鑑賞時は知る由もなかった。

旧約聖書からの新約聖書への展開。
今作の面白いところは、先述した通り、舞台の屋敷は"この世"。そして、夫は"神"である。序盤を通して、アダムとイブの出会いから"エデンの園の禁断の果実"までも描かれている。
さらに、しっかりとアダムとイブの息子であるカインとアベルも表現されている。
後半には、夫婦は子供を授かる。これは、夫である"神"と妻である"世界"から創造されたもの。つまり、"イエス・キリスト"を表している。
ただ、"イエス・キリスト"を象徴する夫婦の子供は、大衆によって殺害される。そして、屋敷ごと爆破する。これはおそらく、世界の終わりを象徴してるのでは…?
燃え上がる中で無傷の旦那は妻を救う。きっとそれは"神"であるからであろう。
そして、旦那は妻の心臓から新たなダイヤモンドを取り出す。つまり、"神"は再び世界を創造する。

そして、今作面白いのが、これが円環構造になっているということ。
今作の始まり方は、正直意味深でありかつ意味不明なところがあった。それが、ここで繋がるのだ。面白すぎる…。
ダーレン・アロノフスキー監督は、今作を通して今のこの世の中を風刺し、何か問題提起をしているように思える。

賛否両論あるため、好き嫌いははっきり分かれると思う。個人的には好き。
様々な方が解説しているため、解説も含めて見るのを勧める。何もなしだと気づけないことが多すぎるはず。聖書に詳しければ、今作の面白さは倍増すると思う。
ohana

ohanaの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもとても良かったです。
こういうメタファー映画、答え合わせをするまではちょっと...なものが多いという偏見持ちでしたが、考えながら観ても全く退屈しませんでした。
キャストや演出(特に撮影方法)が完璧で。
正にジェットコースタームービーです。
込められた宗教要素も、これだけ有名なエピソードを元にしてくれると分かりやすいですね。

...と、思ったのだけど。
どうしても自力では分からなかった部分も何点か。

・壁紙に練り込んだ黄色い薬(?)
・何故マザー役が変わるのか
・カイン(と呼んでしまうけど)の「幸運を祈る」という台詞
・見落としているメタファー(トイレに詰まっていたもの、引き裂かれた写真(=宗教の勝手な解釈?)、地下の隠された部屋と蛙...などなど)

最初の2つは町山さんの映画ムダ話を聴いて腹落ち。
監督が「墓まで持っていく」としていたのも何となく分かりました。
合ってる合ってないは別として、とても面白く分かりやすい解説なので未聴の方は是非。
osusix

osusixの感想・評価

3.0
アクションであった
ymk

ymkの感想・評価

3.0
記録
まさお

まさおの感想・評価

3.0
難しい話でした。
最後になって気づかされてもう一度見直してみるとわかってくることがたくさんあった映画でした。
色々と考えさせられる映画は久々です。

このレビューはネタバレを含みます

かなり好き嫌いわかれそう。
なんだか気持ち悪い感じが終始続きます。
ラストにかけて胸くそ悪い。
ジェニファーが皆を倒してくれないかなぁとずーとイライラしました。
ストレスたまる映画
keylen

keylenの感想・評価

3.8
表象は結構おもしろくていいけど包括するコンセプトがいまいちみたいな
なんか一方的というか
単なるキリスト教批判にも捉えかねんし、もしくは性悪説的なだけかも
mm

mmの感想・評価

2.3
ただただイライラして胸糞悪くなっただけだった
ショー

ショーの感想・評価

4.0
妊活や出産に理解のない自分大好きな夫を持ってしまった妻のストレスや苦悩、絶望をオーバーに具現化した映画なのかと思ってラス前までは面白く観れた。しかし超えてはいけないラインは何にでもあると思う。
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