このレビューはネタバレを含みます
序盤★3.5 中盤★3 終盤★3
鬼才ラース・フォン・トリアー監督のサイコなブラック・コメディー!
ちなみにジャックというキャラに特定のモデル(シリアルキラー)はいない。
良い点
◯サイコーにイカれてる!
◯使用曲は非常に少ないけど選曲がイカしてる♪
◯途中“映画”についての映像がトリアーの過去作より選ばれていて、
『キングダム』からウド・キアのあのシーンには笑った…😂
◯トリアーにしてはハッピーエンド!?
残念な点
●サイコーにイカれてる…。
●中盤に入ってからは少し間延びしてるように感じた。
●トリアーもそうではないかとされた“告発”に対しての彼なりの“正当化”というか“自己憐憫的な考え”を作中巧みに差し込むのはどうかと少し思った…。
まあでもトリアーなりの“身の潔白”を表したかったんでしょうね。
☆総評
劇中セリフや映像で出てくるダンテやウィリアム・ブレイクの詩や絵画の雰囲気を纏った作風は嫌いじゃないです…ってか好きです!😅
最近ではヨルゴス・ランティモス監督なんかも悪趣味な映画を撮りますが、自分はどうもにも“キューブリック”の亜流な感じがし評価してないけど、トリアーの悪趣味はなんか自分のツボをくすぐられます。
おっぱい…もといジャクリーン役の女優の祖父がエルヴィス・プレスリーだったとは!!!!!
2021年9本目(+短編3本)