ぶちょおファンク

ハウス・ジャック・ビルトのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3.5 中盤★3 終盤★3

鬼才ラース・フォン・トリアー監督のサイコなブラック・コメディー!
ちなみにジャックというキャラに特定のモデル(シリアルキラー)はいない。

良い点
◯サイコーにイカれてる!
◯使用曲は非常に少ないけど選曲がイカしてる♪
◯途中“映画”についての映像がトリアーの過去作より選ばれていて、
『キングダム』からウド・キアのあのシーンには笑った…😂
◯トリアーにしてはハッピーエンド!?

残念な点
●サイコーにイカれてる…。
●中盤に入ってからは少し間延びしてるように感じた。
●トリアーもそうではないかとされた“告発”に対しての彼なりの“正当化”というか“自己憐憫的な考え”を作中巧みに差し込むのはどうかと少し思った…。
まあでもトリアーなりの“身の潔白”を表したかったんでしょうね。

☆総評
劇中セリフや映像で出てくるダンテやウィリアム・ブレイクの詩や絵画の雰囲気を纏った作風は嫌いじゃないです…ってか好きです!😅

最近ではヨルゴス・ランティモス監督なんかも悪趣味な映画を撮りますが、自分はどうもにも“キューブリック”の亜流な感じがし評価してないけど、トリアーの悪趣味はなんか自分のツボをくすぐられます。

おっぱい…もといジャクリーン役の女優の祖父がエルヴィス・プレスリーだったとは!!!!!


2021年9本目(+短編3本)