ニシサコ

ハウス・ジャック・ビルトのニシサコのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

もうどうレビュー書けばいいのかわからなくて3日ほど考え込んでしまった。

マット・ディロンの名演技
どういう感情に持っていけばこんな演技できるん?
ユマ・サーマン年取ったなあ…
殺されて1番納得いった1人やった(笑)

精神崩壊系映画でした
というと個人的にThe Cellを彷彿とさせますが、あれはまだ大衆への配慮があるというか。
また、殺人をアートとする部分ではハンニバルを想像するけど、そんなことも無い。
殺人に至るまでの過程を楽しむという変態ぶり。

まあ常人には理解できひん感じでしたね
とにかく疲れる。

自分に信仰心はなく、独自のアートとして
殺している。といいつつも精神世界での理解者は神父という皮肉。
60数名を殺したが、5つのエピソードしか語られないがおそらく彼の中で厳選されたアート作品なんでしょうね。
あらすじを見て想像していた
ハンニバル・レクターとはまた違う意図が感じられた。
もはや意味は皆無。

殺人をする度に強迫性障害が軽減されたと語っていましたが殺しをしてたらついでに治ったわくらいの感覚に感じた。同時に殺人への恐怖が無くなっていき、より大胆になる。

後半は完全に彼の精神世界に入ってしまうわけなんですけど、恐らくの推測ですが、背中に銃痕があったので死んだあとだろうと解釈しました。(関係性はわからないですが、赤いマント着てたオジサンはナイフで殺されたので撃たれてはなかったはず…)精神世界でも強欲で主人公を表す象徴がたくさん散りばめられていたのだろう…なぁ……が正直な感想です。

限界です。

完全に主人公のペースで話が進むのでまじでテンポはないです。そこまで仲良くない先輩に武勇伝を延々聞かされてる感じに近い。
アドラー心理学しか読んだことないんで心理分析偏りがちアドラーめ。

ここまで読んでくださってさらに
作中に出てきた神話や中世の言い伝え等に詳しい方
主人公との関係する部分等わかれば教えてください。

あと、こういう解釈じゃないの?
お前まじで的外れって思ったら
ぜひ、コメントください。

理解しきれなくて少し悔しさあった
勤勉な人間でありたかった。
ニシサコ

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