風来坊

アンデッド刑事<デカ> 野獣捜査線の風来坊のレビュー・感想・評価

2.5
極悪犯罪組織がのさばり犯罪が絶えない近未来のロサンゼルスを舞台に、手足をもがれても黒焦げになってもよみがえる不死身の警官オフィサー·ダウンが大暴れするバイオレンスアクション。

アメコミのダークヒーロー的な雰囲気と冒頭のグロさ満載の敵のアジトに乗り込むシーンが良くてかなり期待したのですがその後はテンポが悪く低迷…。主人公オフィサー·ダウンの話だけでいいのに、新人警官の話がテンポを悪くしているような…。

ただ不死身という感じでアンデッド感はあまりない…。原題はオフィサーダウンでアンデッド刑事は邦題で勝手に付けたものなので仕方ないところ。アクションシーンも不死身なのをいい事に、敵の攻撃を避けたりせず受け止めて反撃の一辺倒なので面白味がないですね…。強いのか弱いのかハッキリしないし…。

後半はアンデッドなのか超能力なのか訳が分からん展開。ただ影の協力者達ちとのラスト少しじんわり来ましたし格好良かった。いまひとつと云った感じですが、血肉飛び散る描写等のグロさはなかなかなので好きな人には堪らない映画かも知れません。
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