あおば

50年後のボクたちはのあおばのレビュー・感想・評価

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)
3.2
クラスに馴染めない変わり者の少年と破天荒な転校生の盗んだ車で走り出すロードムービー。

よくこの作品に似ていると言われているゴンドリーの「グッバイ・サマー」は未鑑賞。

14歳の中二病らしく頭の中は妄想でいっぱいの主人公が原題にもなっている転校生の「チック」と出会うことで妄想を超える現実を夏休みに実現させてしまう物語。

音楽も既存の楽曲が多く使われているがセンスがいい。

ただし、やっぱりこの手のロードムービーは先が読めてしまうのは少々残念。

しかも自分の場合は今でも中二病を患いながらもそれなりに1人で旅に出てしまうのでこの作品に対して懐かしさと憧れをそこまで強く抱けなかったのも辛いところ。

でも、作中で出会う男女3人が50年後に再会する約束をしてそれぞれの道を歩み出すのはちょっと憧れる。
だって、実際会えるかどうかよりも、そのキラキラした思い出と約束を抱いてこれからの50年を生きていけるんだから心強いと思う。

この作品、PG12だけどそれこそ中学生に観てもらって妄想の外側、画面の外側に目を向けて欲しい作品。

もし同じように外側に飛び出したい大人がいるならば、私は「LIFE!」をオススメします。