好きか嫌いかの話になるけど、好き。
結局、自分の精神年齢は14歳で止まったままなのかな?とか思ったり、14歳の時に何か忘れ物したままなのかな?とも思ったり。14歳特有のやり場のない気持ちが、全開なところに好感持てました。
【ちょいネタバレ】
妄想で人撃ち殺したり、妄想で好きな女の子から誘われてみたり、14歳あるあるな感じもよかった。
ジュブナイル作品特有の刹那感と、無鉄砲、無茶、無計画、無力感を、行く先々での非行と蛮行で描写。リチャード・クレイダーマンのミスマッチ具合がシュールでシュールでシュールで笑えます。
ひと夏の経験が、少年を大人にするんだよね。好き。