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オールド・ボーイのtakerootsboyのレビュー・感想・評価

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)
3.7
突然わけもわからず15年間ホテルの部屋みたいなとこに監禁された男が、妻を殺され、娘はどうなったかわからぬまま、突然解放される。その失われた年月の復讐を果たすべく黒幕を見つけ出そうとするミステリー&オフビートなアクション映画で、最後に3段階くらい用意されてるオチの一つ目は、なんや、たったそんだけの理由かよ、ってなるんやけど、ふたつ目はとんでもなくて、こっちはうわぁぁぁって主人公と共にショック受けながらもアゲアゲ? で、エンディングのオチは結構ドスンとくる重みあり。とにかく後半の部分はかなり激しくて面白いんやけど、そこに至るまでが、ちょっと長いかなーと思った。面白くなくはないんやけど、それぞれのシーンの演出がこれ見よがしに技巧的すぎて、個人的にはちょっとしつこいかなーと。ノレるひとにはたまらないんやろけど。または、こんくらいのしつこさならもっとハイテンポな方が好みかな。ちょっと肌に合わないネットリ感。あと、原作が漫画だからなのかもしれんけど、仕掛けがあまりにも突飛すぎるし、話がうまくいきすぎってのも気になる。が、確かに、凝りに凝った映像演出に一見の価値があるのは、だれも否定できますまい。画そのもののインパクトもすごいし。拷問シーンのエグさと、とある体の部位をちょん切るシーンはおもわず瞳を閉じてしまった。あ、音楽もよかった! いまんとこパクチャヌク、ゲテモノ感強すぎて、好きとは到底言い難い。