土屋ガロン原作の日本漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」をパク•チャヌク監督が映画化し、第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞するなど高い評価を上げたアクション•サスペンス。
どこか間の抜けたシュールな描写と韓国映画特有の目を覆いたくなるようバイオレンス描写の入り乱れる異様な世界観に完全に飲み込まれました!
また、細い廊下で繰り広げられる1 VS 多数の壮絶な戦いを横スクロールの格闘ゲームを彷彿させるロングショットで見せるなどの斬新な撮影法の数々も魅力的です。
しかし、重い、暗い、後味も良くないという再鑑賞を躊躇する要素が三拍子揃っているため、鑑賞後の疲労感が半端ない!
15年監禁された男と15年監禁した男。
形の異なる復讐に囚われた人間の姿が生々しく描かれ、正義も悪もない復讐に対する因果応報を鋭く突きつけられました。
いや〜、噂通り凄い作品でしたよ。