ピザ！のtoaのネタバレレビュー・内容・結末

昨日に続き、子どもに癒されて励まされた。

300ルピーのピザから明らかになるインドの多面性。300ルピーは約500円、ピザ1枚の値段にしたら安く感じるけれど、スラムで暮らす彼らにとっては1ヶ月の収入に相当するらしい。
でも子どもながらに自分で稼いだお金でピザを食べたいお兄ちゃんの意地は誇らしいし、手段はアレだけど助け合おうとする住民達は温かくて、スラムの自負が伝わってきた。
結果的に根っこの問題は解決しないの、いやに現実的だけど、ピザを食べた後の兄弟のコメントにちょっと救われる気がする。彼らはおばあちゃんのドーサを思い出しているのかなぁ。

石炭を拾ってその日の糧を稼ぐ幼い兄弟に『ライオン』をどうしても思い出しました。カーストと貧困の格差問題はやはり根深いんですね。