フォロワーさんたちが何人か観ていたので鑑賞。
こんな短いインド映画もあるんだなと。…いや、踊らんのかい。
まぁでも「スタンリーのお弁当箱」も歌って踊ってはなかったか。
スラムの兄弟2人がピザを食べるために奔走してハッピーエンドみたいなパッケージをしておきながら、中身はやっぱりインドの貧富格差社会って感じでした。
ちゃんとお金持ってても、見た目で判断されてピザ屋に入れてもらえないなんてなぁ。
自分の子どもが店員にビンタなんかされたら許せないだろうな。絶対に許さない。絶対殺しに行く。
ラストのオチの兄弟の笑顔で癒されるし笑っちゃうんだけど、客観的に見ると結局のところお金を持ってる人間が自分たちの都合のいいように終わらせたってことなんだよね。
要はピザ屋側が、街のタカリ屋よりも金を出して、議員も警察も買収してってことよね。
そう考えるとそんな喧騒の中で、無邪気にしている兄弟の笑顔が泣けてくる。
でもこの映画のスラムに住んでる人たちはみんなとても活き活きしていて、暮らしは貧しいかもしれないけど、心までは貧しくないよっていうメッセージなのかな。